カラーセラピーのススメ~好きな色を塗ってみるだけ~
こんにちは。
カウンセラーのあるくみです。
本日はカラーセラピーのススメです。
といっても、難しいことではありません。
塗り絵をするだけで、ストレス解消になるのです。
ご存知のように、カラーは人の心にさまざまな働きかけをします。
例えば、刑務所の壁の色をピンクにしたら暴力行為が減ったというエピソードは有名です。
また暖色系の色は食欲増進効果があり、飲食店の内装に使われることが多いといいます。
このようなカラーの効用をうまく取り入れるとともに、カラーセラピーでは色を表現してみるのです。
自分の好きな色を塗ってみましょう。
色えんぴつでも絵の具でも、色を塗りだすととても楽しくすっきりします。
絵を描くのもいいですが、絵心がないとハードルが高く感じてしまいますよね。でも塗り絵なら絵が描かれているので色を塗るだけで簡単です。
最近、大人の塗り絵が流行っているのは、そのような効用が知れ渡ってきたからでしょう。
でもカラーの知識がないから......とためらうことはありません。
確かにカラーにはそれぞれ効用も違い、表現している意味合いも違います。
しかし、その効用も意味合いも人によって異なるものです。
色を取り入れるのも、塗るのも、自分の直感で、そのときの気持ちのままに行ってみることが大事です。
自分はこの色を選んだのはなぜなのだ? と分析するより、その色を選んだ気持ちを感じてみて下さい。
とくにビジネスシーンでは思考重視で、気持ちを感じることはおろそかになります。またカラーというのも、スーツや制服、仕事の現場ではとても限られたカラーしかありません。
だからこそ、抑圧している気持ちをカラーで表現することが、気持ちよく、ストレス解消になるのです。
もし、枠の中に色を塗っていくという作業が苦手なら、紙の上に、色をただ一面に塗りだすというだけでも効果はありますよ。
カラーを使用して、心を開放していきましょう。
byあるくみ
参考文献:心の病気にならない色彩セラピー 末永生 著
恒川洋 監修